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貴方の涙は俺が拭くから ON

第3章 スケッチブックに隠された秘密3 ニノ



10分?
20分?
どれだけ時間が経ったのかわからないけど



カチャッ・・・


ドアが開く微かな音

耳には届いてるんだけど、脳は覚醒してなくて
重い瞼は開けられないまま


中に入ってきた誰かが 
ちょっと躊躇した気配を出した後に、
俺に近づいてきて そっと肩に何か掛けてくれた





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