無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

4-2

その時、ポケットに入れてたスマホがぶるぶる震えた事に
ドキッとし、ハッと我に返った

悪いコトしたのが見つかったみたいな気持ちで、
慌てて部屋の外へ出たけど、
心臓のドキドキが収まらない・・・


俺、今　何した？
あぶねー・・・


ニノが目を覚ましたら　言い訳出来ないトコだったじゃん


小走りで楽屋から離れて、廊下の角を曲がったところで
電話に出ると、母ちゃんから。


そんなしょっちゅうかけてくるわけじゃないのに
こんな風に　良いのか悪いのか、
絶妙なタイミングでかけてくるのは
さすが母親、って感じだ