テキストサイズ

貴方の涙は俺が拭くから ON

第42章 貴方の為に出来る事を6 ニノ



珍しく、ハットを深く被って 
ちょっと変装っぽくしてた俺は 
その時は 見られてる事にも気づかなかったんだけど

店の内外での目撃情報は しっかりあげられていて
それがあっという間にRTで拡散されたみたいだ


気が付けば 俺のスマホに 
翔ちゃんと潤君から着信が来てた

鞄に入れっぱなしのそれに気づかなかったせいで
その後すぐにLINEのトークに 
こんな文字も打ち込まれてた


≪ ニノ、もしかして今 Sに居る?女性と二人で呑んでるってツイが駆け巡ってるよ ≫
≪ ガセならいいけど ホントにそこに居るなら 
出る時気を付けて ≫




ストーリーメニュー

TOPTOPへ