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「ほら見て、こっちが表だから　・・・こう持って
こうして・・・くるくるって・・・ね」

俺が触れる度に
んんっ、って息を詰める大野さんが　すげー愛しくて
知らず知らずのうちに口元が緩んじゃう俺


「ハイ、出来上がり。そう言えば昔　“愛しあってるのなら、0.03mm 離れなさい。”てコピーあったよね」
「コレ0.01って書いてあるけど」

「愛と技術は日々進歩してんのよ」
「そっか。うん、俺も進歩する」

「ん？」
「俺もニノに着けてやる」


え・・・？（汗）