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貴方の涙は俺が拭くから ON

第1章 スケッチブックに隠された秘密1 ニノ


1-2

そして、瞬く間に10年と言う月日が流れ



「ねーえ、行こうよ、飯」
「んー・・・今日はやめとく・・・」

「何で?用事あんの?」
「いや、ちょっと、今日は家帰んないと・・・」

「アンタ、毎回そんなことばっか言ってんじゃん」
「ごめん、また今度」

「はーあ・・・」


まただよ
俺、何万回断られてるんだろ?



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