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貴方の涙は俺が拭くから ON

第8章 吐き通せなかった嘘1 智


1-2

玄関前に車が着いたのを確認して、
ビルから出て素早くドアを開けて中に入る

頭をつっこんだところで

「お疲れ」
「うぅわっ!」


後部座席奥に ちんまり座ってるニノ
驚き過ぎて 身を引いた途端
ごん!と天井に頭ぶつけた


「いってぇ~・・・」
「あ~あ・・・大丈夫?」


大丈夫じゃねーよ
そんでくすくす笑ってんじゃねーよ!



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