雪に咲く花
第14章 [番外編]誤解から始まる恋
男にしては、手の込んだことをするじゃないか。
こういう所も女みたいだ。
歩って名前も女っぽいしな。
すっかり、騙されたぜ。
「よしっ!これで吹っ切ってやる」
とにかく、これを食べて全てを水に流してしまおう。
俺は熊の形のクッキーをかじった。
「うまいじゃないか」
甘くて香ばしい味が口の中に広がる。
歩の真心が伝わってくるようだ。
「あばよ!俺のマイ エンジェル」
クッキーを食べ終わる頃、チビたちが近づいてきて喚いた。
「あぁっ!颯人兄ちゃん、一人で何か食べてる!」
「ずるいずるい!こっちにもくれよう!」
「うるさいガキだな。ほらよ、持ってけ!」
歩以外の部員が作ったであろうお菓子をチビたちにくれてやった。
その後、子供たちの間で、お菓子をめぐって喧嘩になったのはゆうまでもない。
こういう所も女みたいだ。
歩って名前も女っぽいしな。
すっかり、騙されたぜ。
「よしっ!これで吹っ切ってやる」
とにかく、これを食べて全てを水に流してしまおう。
俺は熊の形のクッキーをかじった。
「うまいじゃないか」
甘くて香ばしい味が口の中に広がる。
歩の真心が伝わってくるようだ。
「あばよ!俺のマイ エンジェル」
クッキーを食べ終わる頃、チビたちが近づいてきて喚いた。
「あぁっ!颯人兄ちゃん、一人で何か食べてる!」
「ずるいずるい!こっちにもくれよう!」
「うるさいガキだな。ほらよ、持ってけ!」
歩以外の部員が作ったであろうお菓子をチビたちにくれてやった。
その後、子供たちの間で、お菓子をめぐって喧嘩になったのはゆうまでもない。