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雪に咲く花

第22章 本物の悪魔

男達に、いいように身体を蝕まれ、雪斗は何度も過呼吸を起こしていた。
気を失っても水をかけられて、休むことも許されない。
「うぅ……くる……しい……もう……やめて……」
雪斗の身体の事態に気づかず斉藤たちは、容赦なく雪斗を犯していた。
「やっぱりこいつの身体いいぜ。たまらねえ」
「こんなに、気持ちいいの久しぶりだな」
苦しい、息が出来ない。
このまま死んでしまうのだろうか?
「苦しそうだね」
朦朧とする意識の中で光多の顔が見える。
「存分に苦しめばいいさ。僕の受けた苦しみはこんなもんじゃないんだから」
苦しみのあまり光多の言葉も頭に入らず、意識を失った。
「また、気絶しちゃったか。まあ、いいや、少し休憩させてあげよう。さてと、今度は、この淫らなところを、あの男に送ってやらなきゃね」
光多は、雪斗から奪ったスマートホンを、弄り始めた。

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