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雪に咲く花

第7章 誤解から生まれた友情

ホースが後孔の入口に当たったときだった。
「おいっ!お前ら何やってんだよ?」
低い声がした。
背の高い、ややきつい目付きの男子が立っていたのだ。
「げっ、本郷だ!」
佐々木たちが目をまるくした。
「こんなとこで下らねえことやってんじゃねえよ!お前ら専属の遊び場じゃないんだ!失せろ!」

見た目のせいか本郷という男子は恐れられているらしく、佐々木たちは足早に去っていった。

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