
kiss & cry
第12章 xJ 浴衣で愛されて
N「わぁ・・・キレイ。」
潤くんと浴衣のままやってきたのは、
先程の夏祭りの会場の近くにある
超高層ホテル。
J「気に入った?ここすごいだろ?」
N「うん、すっごい・・・
あ!みて、あれ顔になってる! 」
目線の高さに打ち上がる大輪の花火。
今2人で立っているこの部屋は
天井から床まで、一面全てがガラスになっており
カーテンを開け放つと
都心が一望できるようになっている。
N「あ、すごい!潤くん今のみた?
キレイだねー・・・」
J「ふふ、カズの方がキレイだよ。」
窓に手をついて花火を眺めていた俺を
後ろから潤くんが抱きしめるように包み込む。
N「ぁっ、潤くんどこ触って…」
潤くんの右手が、
浴衣の合わせからスッと胸元に忍び込む。
N「ん…んぅ、、や、待って…」
J「んー?カズは花火見てていーよ?」
