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ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵

第10章 伯爵と真実


「――――そうよね…お義父さんが鍵をかけない訳がない…」


深呼吸をして私は鍵穴に目線を合わせ…お粗末な針金を突っこみ、初歩的なやり方で鍵が開くか試してみた



こんなアホっぽいピッキング技術で開いたら…義理父の危機管理に疑問を持ってしまう――――




ガチャ…




「え~…開いた!?…お義父さんダメじゃん!」



私は回りをキョロチョロしながら針金をポケットに戻した






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