テキストサイズ

ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵

第10章 伯爵と真実


自分にピッキングの技術があったのはショックだったが…


意図的に開けようと思い開けたのだ…入るに決まっている


義理父は…この部屋には誰も入らないとたかをくくっている…だとすれば、ここに何かしら私の書類や知られたくないモノが眠っている



私は一呼吸おいてから…

父の部屋の扉を明けた――――…




家には誰もいないのだから…音をたてて入ってもなんの問題もないのは分かっていても…


つい…こっそりと、扉を開けてしまう…


ストーリーメニュー

TOPTOPへ