テキストサイズ

ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵

第10章 伯爵と真実


「――――…すみれが…私を呼んでいる気がしてね…来てしまったよ」


「呼んでませんよ…って、どうやってここに入ったんですか!?」



アレキサンダーはニコニコ顔を止めないまま私の後ろの扉をチラッと見た


「///はっ!鍵…開きやすくなってたのってアレクのせい?」



アレキサンダーは「ん?」と、とぼけた顔をしたが…多分そうだろう――――…私にピッキング技術なんかやっぱり無かったわけだ!


「――――ど~せ…私の事は盗撮か何かしていて…見ていたんでしょ?

アレキサンダーは――――…全部知っているんでしよ?」



義理父の書斎で私が来るのを待っていた様に見えるアレキサンダーに私は一歩近づき質問をする…


ストーリーメニュー

TOPTOPへ