ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第10章 伯爵と真実
「これから私が言うことは…すみれの人生を変えてしまうかも…覚悟はいいかい?」
――――…私はコクンとうなずくと…
差し出されたアレキサンダーの手をとった
私はもうこの家にはもどれないかも知れない…でも、居心地の悪いこの家は初めから私の家では無かった…
だから――――…アレキサンダーの手を取ることになんのためられも無かった
その日――――…私は実家からアレキサンダーの屋敷へと戻った
実家には一日もいなかったことになるが…
寂しさは全然無かった
「有森様!?お帰りなさいませ!」
屋敷ではピノ彦君が嬉しそうに私を迎え入れてくれた
「――――さぁ、すみれ着替えてきてくれないかい?その格好は…チンコが萎えてしまう」
――――…萎えてて別にいいんだけど…と、思いながら私は部屋で着替えかをする
アレキサンダーの大好きなロリータドレスへ…