ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第10章 伯爵と真実
それから、叔父の件で立場が悪くなったアレキサンダーは警察の監視下のもと事業を拡大しつつ叔父のマクギャレットを探す日々――――…
で――――…今にいたる
「ふ~…どうだった?分かったかな?」
「――――…はぁ…何となく」
「ほら~…ご主人様…有森様ピンと来てませんよ!」
長々とアレキサンダーは話してくれた訳だが…
SF作品ですか?って、認識だった――――…
「え――――…じゃぁ私って…半分…“吸血鬼”なの?」
「だろうね、有森夫妻は君を定期的に検査しているからね――――…
それに、その成長スピード…25歳にしては発育が遅い…まるで――――…中学生…私的には勃起の止まらないナイスボディーだよ!」
「あ…今――――…そのノリいらないんで…すみません」
私はアレキサンダーへの突っこみを雑にこなすと…自分の両手を見つめた