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「動かないでください――――…

すみれは…マクギャレット様のモノですよ？なに、横取りしてるんですか？」



「野村！――――マクギャレットが先に翠様をご主人様から奪ったんじゃないか！」



ピタリと首に突きつけられた何か…


グッと皮膚に密着する



「――――…だから…誰のモノでも無かったでしょ？翠様は…


でも、すみれは――――…マクギャレット様が親から買い…育て…血を入れた…


新しい翠様――――…なんですよ…


中途半端で輸血が途絶えているから…変な成長しちゃいましたけど…このくらいなら…子供――――…産めますよね？」



野村は私の腰をイヤらしく撫でると――――…耳元でフフフと囁いた！


――――…怖い…

そして、気持ち悪い――――…



私は自分の体温がどんどん下がっていくのが怖かった



「――――ア…アレク…」



アレキサンダーは野村をひたすら睨みながら…ゆっくりと私に手を伸ばす