
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第12章 伯爵と翠
「彼女は――――…子作りの最中…一度も喘がなかったそうです…
下唇を噛み…睨みながら事が終わるのをまったそうです
アレキサンダー様と結婚を約束したのに…他の男と子作りしているのが屈辱だったのか…悔しかったのか…
でも、翠様もマクギャレット様の男根で何度も逝かされ白目を向いていましたから…まんざらでもなかったのかな?って私は思いますよ?
嫌よ嫌よも…好きのうちってやつですかね」
「――――なっ!ひどい…」
「酷い――――…そうですね…こうやって冷静に話してみると…酷い話です…
まっ…そんな…夜を迎えたら…諦めるかなって思うじゃないですか…
でも、翠様は――――…マクギャレット様の目を盗んで…首を吊ったんです…
種付け――――…成功しそうだったのに…」
野村は残念そうにため息をついた――――…
翠様の命より…
子孫の方が大事だったのだと…言わんばかりに…
