
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第14章 伯爵と初夜
「さぁ、すみれ様!お屋敷に着きましたよ!」
ピノ彦君が後部座席のドアを開けてくれた――――…
ヒヤッとした風が頬に触れる…
街の空気と山の麓の空気が違うのが分かるから…
あぁ…気持ちいい…
「///私――――…やっぱり…この場所がいい…」
「///すみれ…ここはすみれの帰ってくる場所になったんだよ…
すみれの家だよ――――…」
後ろからアレキサンダーが優しく囁いた…
「私の――――…///家…」
やっと…私の居場所が出来た――――…そう、初めて思った
