ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第14章 伯爵と初夜
「な――――…なに?この鈍痛は…」
ベッドにうつ伏せになりながら痛みをこらえる私にアレキサンダーはデレデレした顔でキスをする!
「昨日は――――私たち…フフフフ…とうとう繋がったんだよ?
すみれのロリマンコは――――私でいっぱいになった姿ときたら――――…絶景だった…もう、死んじゃうくらい幸せだったよ」
なっ////なんて事を!?
昨日の事を思い出すと…恥ずかしくてアレキサンダーを見ることが出来ない!
「///それに…すみれは先祖が吸血鬼なんだと思うよ?しかも、近い先祖だ――――…3世帯か4世帯前の誰か」
「え――――…ええ?!じゃぁ…」
「ちゃんと検査しないと分からないけど…私が思うに――――…すみれは元々吸血鬼の血が流れていた――――…そこに“翆”の血が入ったことにより…より…吸血鬼っぽくなった――――…」
――――…ん~…意味がいまいち…入ってこないなぁ…
「つまり――――…私は…吸血鬼なの?」
「“ほぼ吸血鬼”だね!」
「――――…ほぼ?」
「そう、“ほぼ!ほぼほぼ”――――…吸血鬼!」
――――…私はうつ伏せのまま…
「なんじゃそりゃ――――…」と、笑った
まだまだ――――…謎だらけ…
でも、私の寿命は長い様な気がするから…
このド変態なロリヴァンプ伯爵と生きていこうと思う
「ちょっと――――…待って!?
私って――――…一生この姿なの?!いつかグラマラスナ体になるよね?」
「すみれは――――…このままでいいよ♪」
【END】