ただ今嫉妬宮発動中!
第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★
S「えっ!」
ジロリと横から翔を睨む。
S「それは……」
あなたがさっさと潤から離れてくれたら
あなたに用はないのよ?
S「……むずい」
頭を抱えながら、アーッと声を上げる翔に
N「じゃあ、そのうち選んでよ?オレか潤か」
……まぁ、オレがこのゲーム勝つ自信あるから
言っちゃうけどね?
S「選ぶって……」
N「そもそもさ?オレの事好きか、どうかも
あんた自身、分かんないんじゃないの?」
S「いやっ……それは……まだ知らねぇし」
………………。
選べないくらいの気持ちなら、さっさと
潤から離れろよ、なんて思っていたら
S「これから和の事、色々知れるんだよね?」
なんて、顔赤らめて言うこいつに
N「……まぁね。だから付き合うんでしょ?」
ってとりあえず言っとく。
車は、もう秋葉原に到着していた。
……にしてもよ?
こんな会話、さっきから
運転手さんには、丸聞こえだったよね?
……そんな事は気にしないわけ?
お前こそ
……不思議な奴じゃね?
チラッと横を見ると、顔をまだ赤らめながら
S「付き合う……かぁ」
なんてぶつぶつ言ってる翔に心から
変な奴って思った。