ギムレット
第15章 アンジェロ 好奇心
その夜、八代と保は、普段は着ないスーツを着込んでクラブ カサブランカのビルの前に立った。
尚樹にはもう一人誘って3人で行け。と言われたが、自分たちの容姿を考えて、顔のいい、見てくれのいい男を3人誘って5人で行くことにした。
とにかく何としてでもアフターに髪の長い女を誘い出すためには、その他のヘルプの女を巻き込むしかない。と考えたからだ。
気前よく使う金はある。後は容姿のいい、クラブの女が好みそうな男が必要だった。
ビルの前に揃ったメンバーを見て「これで万全っすねっ!」と軽口を言う保に対して、八代は浮かない顔だった。
「まあ、こいつら3人だけでも俺らの仲間のなかじゃ容姿が抜きんでてるからな。だいたいにして、俺らの周りに尚樹さんよりも容姿のいい男なんていねぇんだから……」
八代の言葉を聞いて、5人全員が、本人が来れば、普通にお持ち帰り出来て一番早いのに……そう思っていた。
尚樹にはもう一人誘って3人で行け。と言われたが、自分たちの容姿を考えて、顔のいい、見てくれのいい男を3人誘って5人で行くことにした。
とにかく何としてでもアフターに髪の長い女を誘い出すためには、その他のヘルプの女を巻き込むしかない。と考えたからだ。
気前よく使う金はある。後は容姿のいい、クラブの女が好みそうな男が必要だった。
ビルの前に揃ったメンバーを見て「これで万全っすねっ!」と軽口を言う保に対して、八代は浮かない顔だった。
「まあ、こいつら3人だけでも俺らの仲間のなかじゃ容姿が抜きんでてるからな。だいたいにして、俺らの周りに尚樹さんよりも容姿のいい男なんていねぇんだから……」
八代の言葉を聞いて、5人全員が、本人が来れば、普通にお持ち帰り出来て一番早いのに……そう思っていた。