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ギムレット

第16章 ブルドッグ  守りたい


「ぐっ……さすがに2年もやってねぇと……簡単にイキそうだ」


激しく腰を動かす尚樹とは対照的に、メグは尚樹から顔を背け屈辱に耐えながら、唇をかみしめていた。


「おい……こっち向けよ」


尚樹に言われても、頑なに顔を背けていたメグの両頬を尚樹は右手で挟んで、無理やり自分の顔を見させた。


尚樹を見つめるその瞳は、恐怖に怯えた瞳ではなく、軽蔑のまなざし。


「犯されても涙もでねぇか。肝が据わってるのか、それとも、もう、あいつのせいで、涙も枯れたか」


「あ……あいつ……って……あなた……だ…れ……のこと言って……」


尚樹はメグの耳元で囁いた。



「今はあいつに……天使くんに抱かれてると思えよ」



天使くん……その言葉に驚くメグ


「あ……あなた……いったい……だ……」


尚樹は意味深な笑みを浮かべた後に、メグの言葉を塞ぐように口づけをし、両足を抱え押し倒し、上から激しく腰を動かし突いた。



「ぐっ……ああ……ダメだ……もうイク……」



間もなく尚樹は射精した。

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