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ギムレット

第4章 キスインザダーク  刺激的な恋

より一層激しく、手を動かす。


私の体全体が既に2度の絶頂で敏感になり、3度目の絶頂と同時に私を刺激している彼の手首を掴んで体をよじった。


私の中に入っていた彼の指の動きがゆっくりとなり、そっと膣から抜かれた。


彼は激しい口づけをして「いれるよ」そう耳元で囁くと、私の中に入ってきた。


「んんっ……あぁっ……」という彼の喘ぎ声が耳元で聞こえる。

腰を動かし少しずつ私の中に挿入した後に奥まで深く何度も押し込んだ。

私の両足の膝を両手で持ち上げながら激しく何度も突いていく。

タオルドライしかしていない髪の水滴と激しい動きで噴き出す汗が入り混じって、彼の美しい顎から私の額に雫が落ちてきた。


下から見上げた彼の酔ったような薄目がちで高揚した顔、そして乱れた髪に興奮して荒くなった息遣いが魅惑的な喘ぎ声となって私を欲情させる。


彼は更に私の体に密着して激しく腰を動かす。


刺激され剥き出しになった私の敏感な部分が彼の体にこすられて、今までにない快感が全身を貫く。


「はぁ……あぁっ……ンッっ!」


腰が浮き上がるほどの快感。


全身の肌に快楽の震えを得て鳥肌が立つ。


私は耐え切れずに大きな喘ぎ声を出し、彼にしがみつくように快楽に落ちた。


ビクッビクッと膣の中が激しく痙攣して、彼の挿入しているものをきつく締めつける。


彼も「んんっ……あぁぁっーー」と私の耳元で大きく喘ぎ、2~3度奥まで激しく強く押し込んだ後、ビクッと腰を震わせて果てた。



繋がったままの私の体の中で、ドクンドクンと彼が射精しているのを感じる。


快楽で敏感になった部分の余韻で、お互いがビクビクッと反応して動くたびに、私たちは体を震わせた。


果てて全身が敏感になっている彼の背中を、私はそっと指先の腹でなぞる。


彼は体をビクビクっとさせて「んンっ……もう……いじめるなよ」と言って玉のような汗を浮かべた顔に白い歯を見せて笑い、私にキスをした。

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