ギムレット
第15章 アンジェロ 好奇心
八代が萌々をソープに案内して戻って来て、しばらくすると「八代っ!保っ!ちょっと来い」と尚樹が大声で二人を呼んだ。
今日は特に不機嫌な尚樹に戦々恐々の二人は青ざめた表情で「失礼しますっ!」と事務所のドアを開けて中に入る。
金庫から札束を取り出すと、尚樹は二人の前に札束を放り投げた。
「今日の夜、クラブ カサブランカに行って50万使って遊んで来いっ!」
えっ?という顔で二人は顔を見合わせた。これは普段の労いの褒美なのかと一瞬考えたが、尚樹の顔を見て、それはない。とすぐに二人とも思い直した。
「お前ら二人とあと一人誘って3人で行ってこい。その際にカサブランカで髪が腰まで長い女を指名しろ。50万きっちり使ってアフターに誘え。他のヘルプの女も一緒にな。アフター先で残りの50万全部使ってこい。女たちへのチップでも何でもいいから」
今日は特に不機嫌な尚樹に戦々恐々の二人は青ざめた表情で「失礼しますっ!」と事務所のドアを開けて中に入る。
金庫から札束を取り出すと、尚樹は二人の前に札束を放り投げた。
「今日の夜、クラブ カサブランカに行って50万使って遊んで来いっ!」
えっ?という顔で二人は顔を見合わせた。これは普段の労いの褒美なのかと一瞬考えたが、尚樹の顔を見て、それはない。とすぐに二人とも思い直した。
「お前ら二人とあと一人誘って3人で行ってこい。その際にカサブランカで髪が腰まで長い女を指名しろ。50万きっちり使ってアフターに誘え。他のヘルプの女も一緒にな。アフター先で残りの50万全部使ってこい。女たちへのチップでも何でもいいから」