チョコレート2
第2章 3人の想い
陸斗side
最近の彩は俺といても
上の空だ
「そんなことないよ」
笑顔もなんとなくぎこちない
~♪
彩の携帯から音楽が流れる
「ちょっとごめん。はい、もしもし」
そして
誰かと電話で話し始めた
「うん、うん…え~!あははっ、なにそれ」
さっきと違って彩は急に
元気になった
楽しそうに笑ってる
相手誰だよ
「今陸と帰ってるの。変わろうか?…いいの?」
俺の知ってるやつか?
「うん、わかった。ありがとう、ごめんね…うん、はーい後でね」
彩は電話を切り
ポケットに携帯を直した