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チョコレート2

第2章 3人の想い



メールを開いた





‘明日空けとけ’








絵文字なしで
それだけ。






なんだろ…






‘わかった’




それだけ打って
携帯を机に置いた






あ、そうだ
涼くんの着替え



私は隣の隼人(ハヤト)の
部屋に行った



コンコン



「入るよ」


ガチャ





「なに、彩姉」




部屋に入ると隼人は
ベッドに寝ころび
携帯を触っていた




「スウェット貸して」





「スウェット?いいけど…」




引き出しから
灰色のスウェットを出して
私に渡した




「ありがと」




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