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チョコレート2

第4章 罪悪感





涼くんが近くにいればいいのに




「会いに行こうかなぁ…」







「え?なんて?」






「あ、ううん!」







なに言ってんだ私








「彩ちゃん、そんなん言ったら…」




涼くんの声が小さ過ぎて
携帯を強く耳に押し付けた



「え?」





「ううん。やっぱり学校に取りに戻るわ、じゃあまた。」

「え、ちょっ…」

ツーツー




切れちゃった…





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