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チョコレート2

第4章 罪悪感






多分あれ聞こえてたんだ




私が電話で言った独り言



‘会いに行こうかなぁ…’







「だから勝手に来ただけ」







「そっか」




そのあとは無言で歩き
家に着いた





ガチャ


「ただいま」




玄関を開けると
ママが靴を履いていた





「彩お帰り…って涼くんじゃない」





「またまたすみません…」





「いいのよ。それより彩、ママ今日高校時代の友達と会うから出掛けるわね」





「あ、うん。いつ帰るの?」





「夜ご飯には戻るわ。じゃあ行ってきます!あ、涼くんごゆっくり~」






バタン





2人っきりか…




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