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チョコレート2

第4章 罪悪感




「冷やしたら大丈夫やろ」





「そうだね」





「うん」






「家くる?」





「家族は?」




「パパはさっき出て行って、隼人は1日サッカーの練習試合。ママはいるけど」





「そっか、じゃあ行こうかな」





「うん」




私たちはマンションに
向かって歩き出した




「よく来れたね?お金大丈夫だった?」





2週間空いてるとはいえ
交通費結構かかるし





「半分は貯金で半分は親に借りた」





「そこまでして来てくれたの?」







「俺が勝手に来たんや」











「…ありがと。」





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