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Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第7章 初恋の相手でも仕事は仕事①

特急乗車券と温泉旅館のチケットを
隆也から手渡された。


『アリバイは安心しろ。俺と一緒に
温泉旅館ってことにしておけばいい』

『ありがとな』


これまでの僕の人生は真っ直ぐだった。


そして一生、親が敷いたレールの上を
走ることになる。


一度くらい脇道に反れてもいいだろうと
隆也の厚意に甘えることにした。


……


そして……旅行当日を迎えた。

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