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Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第7章 初恋の相手でも仕事は仕事①

「如月?まつ毛が……」


右目の真下に抜けたまつ毛が付いている。


「ぇッ?どこに?」

「右目の……あ、取ってあげるよ」

「ぅん。お願い」


如月は目を閉じる。


胸の鼓動が一気に高鳴る。


震える手で、どうにかまつ毛を振り払う。


「取れたよ」


それでも如月は目を閉じていて
僕の胸は張り裂けそうになる。

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