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Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第24章 深夜のオフィスで清掃員と……

「清隆は余裕だな。俺を飲みに誘うとは」

「逆だよ。余裕が無いから雄基を誘ったんだ。
雄基とは争いたく無かった」

「今さら綺麗事を言うなよ。なんなら俺に
晴菜を譲ってくれるか?」

「それは……ごめん」


俺も清隆も互いに一歩も引かず
晴菜に猛アプローチを続けて
二年という月日が流れた。


「清隆ってさ、普段は大人しいくせに
晴菜のこととなると積極的だったな」

「僕は晴菜以外に考えられない」

「なんだよ、それ。俺が晴菜以外の女に
ちょっかいを出してるとでも言いたいか?」

「まさか。雄基がそんな奴じゃないってことは
僕が一番分かってるつもりだよ」


どこまでもお人好しだな、清隆は。

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