テキストサイズ

Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第24章 深夜のオフィスで清掃員と……

清隆は純粋に晴菜を想い続けている。


俺もそうだった……理彩子に会うまでは。


「ま、晴菜に見初められて結婚すれば
将来を約束されたも同然だ」


重役のポストが容易に手に入るのに
別れる理由なんて皆無だ。


夫婦間の愛情なんていつかは冷める。


その時期が早かっただけ。


「もし雄基が晴菜と結婚することになっても
絶対にそういうこと言うなよ。
晴菜を傷付けないでほしい」

「はいはい」


清隆のお人好しは天井知らずだな。


既に勝負はついているというのに。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ