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≪３章　あとがき≫

タイトル「体験記」なのにこの章だけ体験じゃなくて、人伝てに見たこと聞いたことで書いててゴメンナサイ。
私自身は全くブラックじゃなかったので。

ただ、正社員さんがブラックなのだけは、間近で見ていてよく分かりました。ホント、可哀想だった。

「辞めたい」「辞めたい」が口ぐせの社員さんがいまして。一度だけ、
「そんなに嫌なら辞めたらいいじゃないですか」って言ったことあるんですよ。そしたら、
「辞められない」「どこに行っても同じ」
って言われました。
その会社しか知らないのに、どうしてどこに行っても同じって思うんですかね。そうして、ずっとずっと愚痴りながらブラック会社にしがみついてなさいよ、と、その人のことはもう相手にしないことにしました。

「辞めたい」って言ってても、「あ、また何か言ってる～」で、スルー。

仲の良い人でも無かったし。どうでもいいし。
あ、「時給換算したら６００円切ってた」の人とはまた別の人です。

ブラック企業で正社員するよりは、派遣でもパートでも、ホワイトな環境で働けたほうが幸せなのかも、と思ったのでした。