
歪んで、壊れてしまえばいい。【R18】
第2章 私の幼馴染
そんな私の甘さは今も継続している。
そうしていつの間にか八千代はーー、
「柊和ちゃーん、ネクタイ結べないよ。結んで?」
私がいないと何も出来ない子に育っていました。
「もう、八千代。私たち高校生なんだよ?これくらいは出来るようにならなきゃ。」
「柊和ちゃんがしてくれから必要ないじゃん。」
「……これから先、私がいなくなったらどうするの?」
私にとっては軽いノリ。
雑談の中に交えた、たらればの話。
しかし、八千代にとっては違ったらしい。
