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遠くの恋人より近くの同僚

第11章 同僚が好きなタイプだった

「バカ。寂しいの意味が違うだろ。
俺はタバコを取り上げられて
口が寂しいって言ったんだよ。勘違いするな」


しかし、憎まれ口の裏側では
キスが出来る距離感に
ドキドキしてしまって……


「凌馬くんの、この口も……」


本田の人差し指が俺の唇に……


「凌馬くんの心も……」


本田の左手が俺の心臓部分に……


「凌馬くんの全てを満たしてあげたい」

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