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遠くの恋人より近くの同僚

第13章 第二関門突破

「分かった。嘘は付かないよ。
だから、言わせてもらう」

「ぅん……」

「俺は……一華が好きなんだ」


言葉とは裏腹に本田を抱き寄せる。


「本田のことは……」

「ぅん……」

「好きになりかけてると……思う……」

「ホント?」


本田は俺を見上げる。


「本当。嘘は付かない約束だろ」

「ぁりがと……んッ……」


唇を重ね、本田の大きな胸に手を掛ける。

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