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遠くの恋人より近くの同僚

第13章 第二関門突破

本田は泣く泣くという具合に
隠している両手を外すと
その大きさ故に乳房が揺れた。


「ね?真っ黒くないでしょ?」

「俺、そんなこと言ったっけ?」

「ゃだッ……嘘だったの?見てなかった?」


再び胸元を隠そうとする本田の両手を掴み
正面に座る俺の腰に回した。


「見てないよ。騙されたな、本田」


悪ふざけをする俺とは対照的に
本田は少し落ち込む様子だった。


「嘘は……イヤ……凌馬くんのこと……
信じたいから……嘘付かないで……
ぉ願い……」

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