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遠くの恋人より近くの同僚

第17章 傍に居てほしい

「未央…エッチしようか?」

「ぇッ?だって、さっきしたばかり……んッ」


キスをしながらフローリングに座ると
未央の着衣を脱がせていく。


ほんの数時間前
得意先回りの道程にあったラブホで
未央を抱いたばかりだというのに。


不安だった。


未央を失いたくない。


一緒に居るだけでは済まなくて
こうして肌と肌で
未央の温もりを感じていたい。

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