テキストサイズ

遠くの恋人より近くの同僚

第2章 勘違いの幕開け

「俺がどこの部署か知ってるのか?」

「えっと……事務系の……どっか?
すみません……存じ上げません」

「総務課」

「えぇッ!?」


つまりそれって……


「成瀬のカレシの直属の元上司だ」

「ですよねッ!!知ってたんですかッ!?
凌馬と私の付き合いをッ!!
あ、あれですねッ!!凌馬から
聞いたんですよねッ!!
ゃだぁッ!!照れるッ!!」


凌馬ってば、なんだかんだで
周りに私との付き合いを
自慢してたんだッ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ