テキストサイズ

遠くの恋人より近くの同僚

第2章 勘違いの幕開け

「それは凌馬にも伝えているんですか?」

「理由も無しに転勤させられないだろ」

「私、何も聞いてないッ!!」

「そこまでは俺も責任を持てないよ」


口下手だからとか理由にならない。


凌馬の口から聞きたかった。


凌馬は……


肝心なことを何も言ってくれない……


「橋本さんが凌馬の上司である以上
責任は果たして頂きますッ!!」

「元上司だけど」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ