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遠くの恋人より近くの同僚

第2章 勘違いの幕開け

「じゃ、凌馬を静岡に飛ばした
当事者としてッ!!」

「それは総務課の部長と人事部長。
俺は事後報告を受けただけ」

「私は凌馬の居ないこの一年を
一人寂しく過ごさなきゃならないん
ですッ!!」


あー、橋本課長の言い分も聞かずに
支離滅裂なこと言っちゃってる。


「で?俺にどうしろと?」


あ、折れた。


「私の寂しさを埋めてくださいッ!!」

「飯を食いに行くくらいならな」


よしッ!!

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