テキストサイズ

遠くの恋人より近くの同僚

第20章 ずるい私

「接待じゃ、しょうがない。
残念だけど今回は諦めるしかないな」


凌馬くん宅で17回目のエッチを
終えたばかり。


「凌馬くんは…行くよ…ね?」


行かないで…


“未央が行かないなら俺も行かない”って
言ってよ…


「二人して不参加だと怪しまれるしな」


怪しまれても…いいじゃん。


「そりゃそうだッ。明日、同期会と
久し振りの東京、楽しんできてねッ」


嫌われたくないから
理解ある女のふり。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ