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遠くの恋人より近くの同僚

第20章 ずるい私

━━━同期会と接待の当日。


この日は土曜日で会社は休み。


昨夜から凌馬くん宅で過ごしている。


「未央。着替えに戻った方がいいんじゃ
ないか?俺もそろそろだし」


凌馬くんは同期会へ行く
身支度を始める。


その凌馬くんの姿が
私の目には嬉しそうに映る。


「じゃ…私も行くね」

「接待しっかりな。あ、それと
幹事の三浦に連絡入れておけよ」

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