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遠くの恋人より近くの同僚

第25章 噂の女上司

「ん?」


風間課長の背後に怪しい人影が…


その不審者は距離を縮めているが
当の風間課長は気付いていない様子。


痴漢…それとも強盗か?


この場で俺が大声を荒らげるのは得策か?


不審者を刺激することにならないか?


俺は着の身着のまま部屋を飛び出し
風間課長の元へ向かう。


全力で走った。


何もないことを祈りながら。

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