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遠くの恋人より近くの同僚

第28章 部下を好きになるなんて…

「だったら俺も言わせてもらいますよ」

「あら。何かしら」


一人称が“僕”から“俺”に変わった。


それって…私という存在を
身近に感じてきた証拠…かな?


「エロ下着」

「…ちょッッ!!」


すっかり忘れてたッッ!!


死ぬほど恥ずかしいッッ!!


けど、ここは冷静にッッ!!


窓側に座る私はさりげなく
外の景色を眺める。


「トンネルですけど、何か見えます?」

「……」

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