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遠くの恋人より近くの同僚

第28章 部下を好きになるなんて…

「なるほど。そういうことでしたか。
話してくれれば良かったのに」


あの下着の詳細を説明した。


「あからさまに見て見ぬふりされたし。
それに、あの状況で何を言っても
言い訳っぽいでしょ」

「確かに。俺も気付かないふりをするのが
礼儀だと思ってましたので。すいません」

「分かってくれれば、それでいいわ」


なんとか誤解は解けた。


「あ、未央に話しちゃいました」

「それも、いいわ」


それか。


本田さんが私に突っ掛かってきた理由は。

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