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「色々とすいませんでしたッ。
凌馬くんとのことを勘繰ってしまってッ。
風間課長、めっちゃいい人ッ」

「平松部長の言うことをちゃんと聞いて
しっかりやるのよ」

「はーいッ。ぁッ、これって凌馬くんは
知ってるんですか？」


しまった…打ち合わせしてない…


「知らないわよ。来年度の人事だから」

「凌馬くんには内緒にして驚かせちゃおッ」


それが身のため。


「明日、本田さんと私で本店に
挨拶に伺うことになっていますから」


その間に五十嵐くんは
成田空港からバンコクに旅立つ。