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遠くの恋人より近くの同僚

第32章 私だけが知らなかった

「しかし、よく決心してくれたな」

「即答でしたよッ」


本店勤務になれば
凌馬くんと一緒に居られるし
広報部では思う存分
大好きなイラストの仕事が出来る。


平松部長もだよッ。


優しくて頼りがいがあって
ちょっぴり天然のところも可愛くて…


「安心した。落ち込んでいなくて」

「落ち込む?私が?どうしてです?」


むしろその逆で
めっちゃ張り切ってますけど。

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