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遠くの恋人より近くの同僚

第32章 私だけが知らなかった

社食ではなく、外に連れ出された。


「どこも混雑してますねぇ…」


さすが都会。


「タイミング悪かったな」


オフィス街の食事処は
どれもこれも人だかり。


こりゃ大変だ。


凌馬くんには手作り弁当を持たせなきゃ。


「社食でもいいですよ」

「折角だから、もう少し先の方へ
行ってみるか」

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